電話の向こうで

久しぶりのブログです。11日の大震災にあった知人がいて気が気でなかったが、昨日2回目の宅急便を届けることが出来た。第一便は少しの日用品を送ったけど今度は食べるものに不自由しているかなと生鮮食品を届けた。電話の向こうから思いもかけない元気な声が届いた。“食べるものが何もないと思っていてくれたんでしょう。もう大丈夫よ心配しないで。落ち着いたら今度はこちらから送りますよ”って。ご近所は避難所になっていてとにかく大変らしいが声を掛け合って助け合っている様子が前日に送られてきた新聞から知ることが出来て心が温まった。
そんなことがあって沈みがちだった私も春探しに出かけました。日出塩の節分草はだいぶ傷んでいて私が行った斜面はもうつぼみは一つもありませんでした。ただ盗掘しやすい場所見たいでスコップで掘り起こした大きな穴がいくつもありました。自由に入って写真が撮れるところなのに、きっと来年はもう花を見ることが出来ない場所になってしまうかもしれません。

もう一か所回ってきました。本山の「池生神社社叢」です。ここはセツブンソウは少なかったけどこれからのカタクリの時期はカタクリの群生と森林浴が楽しめそうです。ウスバサイシンがあればヒメギフチョウも見れること間違いなしなのですが・・・。セツブンソウはもう艶がないし蕾も付いていないから時期を逃してしまっているみたいな気がしました。