火曜日, 5月 26, 2009

鬼ケシの花

ほとんど手入れをしない小さな庭に、つい10日ほど前から鬼ケシの大きくて立派な花が次々と咲き始めた。この花が咲き始めると梅雨の予感そして初夏の訪れを感じる。
まるでオブラートのような薄くてしかも大きな花弁が小さなつぼみのなから開くから、開き初めはたたみ皴でいっぱい。雨に会うと見る影もなく花はダメになってしまう。

20数年前まで住んでいた家にはこの花がたくさん咲いた、それも梅雨時に。そのころ10代だった息子は“鬼ケシがさき始めたよ。もうすぐに夏がくるね”と喜んだものだった。家を離れた時にも“庭に鬼ケシがいっぱい咲き始めました。これから暑い日が多くなりそう……”と便りをしたものだ。
(今日はこのブログを読んで思い出してくれるかしら? もう忘れてしまったかしら?)


今頃早春の雪割草をJalbum にまとめました。こちらからどうぞ
 

        

月曜日, 5月 25, 2009

マクロレンズ―№Ⅱ

このところ数日だが庭の花と家の前の麦畑を撮ることを日課としている。たぶん三日坊主になってしまいそうだけど……。
今朝は庭のツボサンゴ、順光、逆光、斜光などなど光の方向をいろいろ変えて撮ってみた。撮ってみたと言ってもわずか数分のことだけど。でもたったこの数分でも今まで気がつかなかったことがいっぱいあったと思ったその1枚。
朝、写真撮っていたので約束の時間に遅れて、着いたとき約束相手の方の視線が部屋の時計に…、こんなことではいけないと反省もした1日の始まりでした。



日曜日, 5月 24, 2009

雨降り

昨日は地区の公民館行事で「平成の名水百選」にえらばれた松本水巡りをしました。利き水(?)をしながら真夏のような日差しの中を汗をふきふき歩いたのに今日の空は雨模様。ストーブをたいてデスクワークと決め込みましたが、ため置きしておいたビデオを見ながらだから一向にはかどらない。またまた繰り越しが出そう!!
確か20日頃沖縄、奄美大島梅雨入りのニュースが流れていたから、そのうちに梅雨前線が北上して梅雨入り宣言。この頃は温暖化の影響で菜種前線も桜前線もいいカーブを描かないような気がするけど……梅雨前線は影響ないんだよね?!
庭に咲くジキタリスの花は下から咲くのに、散るのは何故かまずトップ。不可解???




木曜日, 5月 21, 2009

マクロレンズ

マクロレンズを通した世界が知りたくていましたがやっとマクロレンズを手に入れました。数か月前、○○おじさんは“どうも理解に苦しむ。お前もすぐに飽きるからやめておけ”といわれて半ば諦めていましたが、もう一回切り出したところ、なぜか今回は“ハイ、どうぞ”といとも簡単のOKが出て買うことができました。
使い方はよくわからないけど庭の露草をまず撮ってみました。レンズで見た世界は、遠い昔の学生の頃、生物の時間にルーペを使って観た花の花芯で胸がドキドキした朝のひと時でした。

日曜日, 5月 17, 2009

小谷・青鬼(あおに)集落へ

小谷は自然、歴史、集落など興味深い土地。昨年あたりから青鬼と大網に出かけるチャンスを狙っていたところ、青鬼集落を田植えの時期に訪ねることが可能に……。とても大型バスは入れないような細い道をバスに揺られて到着。自販機がない、土産屋さんも食堂もない新緑の山間にひっそりと佇む「かぶと造り」の大型民家の集落があった。

集落の上に日本棚田百選に選定された田んぼがあって二組に分かれて田植えの真っ盛りのようだった。
村の中は花がいっぱい咲いていて、どこもきれいに片付いていて力を合わせての暮らしがうれしい日でした。


日曜日, 5月 10, 2009

鳴雷山へ

地区の公民館掃除の後、かねてから山菜とりに出かける予定だった鳴雷山(塩尻市)へ足慣らしを兼ねて出かけてみることにした。
登山道にはくるみが落ちていて、すでに割って実が取り出されている。熊の仕業かな?とドキドキしながら登る。途中、男性の4人連れとすれ違った。“一人で?”“夫と一緒です”“妻は夫に従いつ…… 夫は一人どんどん先に行ってしまったよ”“ハイ、熊にさえ会わなければいいと思ってます”こんなやりとりをしてタラの芽バヤシ?に到着。
そしたらそこにひと株だけリンドウが咲いている。あたりをよく見るけどこのひと株だけ!しかも登山道の真ん中に。リックからカメラを取り出して写真を撮った。もう山菜とりはやめて春の花を見つけるのに夢中。いろいろの花が少しだけど咲いていた。だけど今日はこの花に出会ったことでもう充分。
今度は頂上にはいかず一人でどんどん下山して○○おじさんの帰りを待つことにした。いい日だった。どちらかな?  フデリンドウorハルリンドウ


木曜日, 5月 07, 2009

南信州と北信濃

ゴールデンウイークの初日、南信地方に住む友人から掘りたてのタケノコが届いた。その送り状の「南信州発」と「山菜を食べにおいでよ」に魅かれて○○おじさんと訪ねることになった。
友人の家は飯田市街の山村、道幅の狭いくねくねとした道を登っていくと集落の一番上に友人の家はあった。家の周りをぐるりと畑が囲み、河津桜から八重桜まで2カ月近く楽しめると言う数本の桜と手入れの行きとどいた庭、畑から次々と山菜を採って採りたての山菜をご馳走になり至福の一日を過ごした。私もこのような暮らしを夢見るけど、それは夢の夢。環境を生かしている友人がうらやましい。ただこの日は朝から南信はどしゃ降り、雨降りが恨めしくて写真を一枚も撮らずしまいだった。

さて今日は菜の花咲く北信濃のツアーに友人と出かけた。今日も雨! これで3日間続けて雨に会っちゃった。



土曜日, 5月 02, 2009

居谷里湿原

春が来て、風が新緑の芳しいにおいを運んでくれるこの季節、足が、気持ちが居谷里湿原へとかきたてる。今朝、安曇野の田に水が入り遠くのアルプスの峰々を映すのを見ながら一人でぶらりと出かけてみた。
運よく自然観察教室が開かれていて、“今年は雪が少なかったので花のつきが悪い”と説明するインストラクターのお話を聞きながらのウオーキングとなった。そうすると楽しみにしている夏のあやめ類は?と気にかかる。今日も自然からの贈り物と胸一杯に春を吸い込んでしまったけど、帰宅してみると明日のくしゃみのことが、これまた気にかかる。



カラコギカエデの花 (今日一番の収穫)

ガマの穂(因幡の白兎を癒したというガマの穂、叩けば花粉がいっぱい飛びそう。この花粉が効くという