○○おじさんは、 仲間に入れてもらっている山の会で10月の雨乞山山行のリーダーになっている。登ったことのない山なので、気が気でないらしく、5月には山梨グリーンクーポンを利用して石和温泉に泊まりながら登山口の確認を済ませた。
本番が近づいてきたので、もう一度お伴をすることになった。登山口についてみると先着の車で止める場所がない。“人気の山なんだ! 光城山みたいだ”と思ったけどそうではなくすぐ近くの「ビレッジ白州」でライブがあるらしい。
私は、周辺を散策したり、本を読んだりして、登山口周辺で待つことに。
予定の下山時間になっても、下りてこない。くたばってしまったかな?と登山口でうろうろしていたら、1時間後に登り始めた若い男性が下りてきた。“上でおじいさんとすれ違いませんでしたか” と尋ねると“83歳のおじいさんと頂上で一緒になりました。ゆっくり下りてきますよ” と。よかったと胸をなでおろす。
翌日“下見はしてきたけど、リーダーは出来なよ” と連絡していた。
5月は藤の花が見事だった。
松本について、銭湯で汗を流し、夕ご飯も済ませて帰宅。バタンキューという言葉の通りの一日だった。