秋が来ると思い出す上高地の秋がある。遠い遠い昔、青春真っ只中の20代のこと。歩き友達4人で上高地に一泊した朝、穂高は初冠雪、カラマツの葉が黄金の針になって梓川に散っていく。川原に下りて飽きることなくその景色を眺めていた時のことを……思い出す。 そして秋が来るとあのロマンチックな情景に遭遇したくて訪ねるけど巡り合わない。
唐松の紅葉はまだでしたが、落葉樹の葉っぱはパラパラと音を立てて散り、深まりゆく秋の景色でした。
これからが見ごろになる唐松の輝き
大正池の木立の中からの焼岳
田代池から穂高連峰と明神岳の雄大・豪快な峰々
岳沢湿地はもみじがきれい