
私の散歩道に、春が来るといい被写体になってくれるお気に入りの「ネコヤナギ」がある。今年は異常天候で暖かな日が続くので、もう一月も前から蕾が膨らんで、朝陽を受け小さな宝石のように鈍いシルバーの光をはなっていた。何回もレンズに収めてはみたが、それはとっても小さくて、離れ離れに光っているので写真にならなかった。
今日の「ネコヤナギ」は柔らかな絹のような毛を薄ピンクに染めて確かな春の訪れを告げている。そしてこのネコヤナギを見てもう一つ感じることがある。この柳はほっそりとかしなやかの言葉に代表される柳ではないらしいということ・・・・・ なかなか折れそうもないしっかりとした枝は、いかにも頑丈そうだ。この木はシルバー世代の私たちににているかな?
しばらくの間はこの散歩道を通って、この「ネコヤナギ」を観察にしようと思った。