水曜日, 4月 30, 2008

桜の季節・・行ったり、来り

家を出てからきょうで5日目、○○おじさんは楽しみにしていた94座目の山、久住山にやっと登れる。昨晩のうちに朝ごはんをおにぎりでいただいた。6時にホテルを出て6時30分に登山口に到着。登山口は雨こそ降っていないものの強風と濃霧。天気予報は晴れマーク、どうしたの??
登山者は次々と到着、支度をしてスタートするが数歩歩いただけで濃霧の中に消えて行く。
○○おじさんに朝ごはんを食べて、ゆっくりスタートすることを勧めたが、かぶりを振ってやっぱり濃霧の向こうに。私は車の中で朝食を済ませ、コーヒーをゆっくり飲んで8時過ぎにすぐ近くの長者原に着いた。長者原は野焼きが終わったばかり、辺り一面焦げて真っ黒で、芳しい炭の匂い。あ~気持ちがいい!すぐに新緑を迎えるだろう。

私はみどりの季節、冬の茶色の季節にも訪ねているがこの広い広い阿蘇の草原が大好きでたまらない。今回も木道を歩き、やまなみハイウェイを車で走った。阿蘇の涅槃仏もその都度表情がかわるからおもしろい。
久住山に登った後祖母山に登るべく高千穂にむかい、夕食までに時間がったので、国見ケ丘に出かけた。神々の世界のことがわからないので国見ケ丘にたっても話題がない。ここから見る阿蘇の涅槃仏は位置が変わっていた。○○おじさんは、翌日天気もよくて祖母山の2座を手に入れることができた。

祖母山、北山登山口の森林はよく手入れさてていて見事な針葉樹の山でした。





日曜日, 4月 27, 2008

桜の季節・・雨降りは観光

4月7日、祖母山へ上るつもりで高千穂に宿をとったが、昨夜から雨風が強くおまけに雷までなっている。平常は朝ごはんもそこそこにというよりいつも朝6時頃には登山口につきたがる○○おじさんだがさすがに今朝はゆっくりと宿の朝食を食べ、宿の主と談笑後、祖母山北谷登山口に10時頃到着。1時間近く待ったが雨はあがりそうもない。

雨の日は観光」、桜の花が見ごろを迎えている岡城址で絶景と写真を撮りまくり、原尻の滝にも寄ってみた。幅120m、高さ20mの馬のひづめをかたどった滝で東洋のナイヤガラと呼ばれている。迫力のある滝で梅雨の時期に川の水が増水するとさらに豪快になるだろう。付近ではチュリップフェスタが開催されていて大勢の人で賑わっていた。これで前回悔しい思いをした、岡城址と原尻の滝をクリアすることができた。                                              
この日は途中の樹齢400年の「一心行の桜」も見ごろだったが駐車場が満杯で見ることができず、2,3日後阿蘇で遊んだ時見に行った。この頃はどこでも協力費が必要だが「一心行の桜」は駐車整理券(協力費)が500円、地元のガソリンスタンドの人は、500円も取られるから私たちは最近ばかばかしくて見に行ったことがないですよ、以前はよく行きましたけどね、とかなり憤慨していた。観光客はともかくとして地元の人たちはフリーパスの用意ができないだろうか。
雨はあがり明日は好天気になるみたいだが、高千穂に戻る気はなく九重に宿をとって久住山をめざすことにした。
写真はphotoImpactの講座で加工したもの。

土曜日, 4月 26, 2008

桜の季節・・早くしないと

私の九州の旅行記はなかなか進まない。でもこれを書き終わらないと次のことができない。
昨日はブログのheaderを変えるのに丸一日かかってしまった。気合いを入れてかからなくては。
4月5日午後6時、下関市内で給油しながら、市内のとある安いビジネスホテル(朝食付きでツイン・8190円)を教えてもらい、夕食は地鶏屋さん(2人で3150円)で済ませた。翌朝関門トンネルで九州へ。関門海峡を渡る方法っていくつかあるが、前回関門橋を渡っていたので、今回は関門トンネルで。

門司港レトロを駆け足で見てまわって
祖母山に登るべく高千穂に向かうが天気は下り坂、明日は最悪の天気になりそう…高千穂について暗くならないうちにと大急ぎで真名井の滝を見てボートに乗る。
ボートの乗ったところ私たちばかりか皆さん漕ぎ方が下手、ボートが接触すると相手のボートを力いっぱい押して離すことの繰り返しで、同じところをぐるぐる回ってることが多く真名井の滝の景色よりそのスリルを楽しんだ。○○おじさんも40年ぶり位でボートを漕いだが滝の下では、皆で(‘-‘*)キャーキャー。
夜は宿の女将さんの案内で高千穂神社の夜神楽を4番見ることができて堪能。この宿では、夜神楽の希望は私だけだったのにいやな顔一つせずに送り迎えしてくださった。
こうして門司から高千穂に移動するのに一日かかった。

月曜日, 4月 21, 2008

桜の季節・・名所は渋滞!

4月5日(土曜日)のこと、朝食後私は再度厳島神社を見学し、夫は弥山に登り10時頃の宮島をスタートした。サービスエリアでもらったパンフレットがきっかけで錦帯橋の桜を見に向かったが国道をいくらも走らないうちに渋滞にぶつかった。
かなりの距離をのろのろ走ってから錦帯橋への桜見物の渋滞とわかり、進路を変更して秋吉台に向かうため岩国ICへ、すごいすごい岩国インターまで車が連なっていた。岩国インターからだと通常は10分で錦帯橋に到着というけどこれでは夜桜になっちゃう(時刻は只今正午)(^_^; アハハ…
私たちは桜の季節に桜の下で死にたいと思うほど桜が好きで歌にも詠まれるけど、これではあまりにもひどい。ブツブツ言っているうちにに秋吉台についた

百枚皿はかって訪ねた中国・四川省の黄龍の雄大なコバルトブルーの景色を思い、

黄金柱は太古の時代を連想し、

もう既に繋がっていていると思えるこの写真は連結するのに400~500年かかるという案内を見て気の遠くなる思いだった。この洞の中には時間はないようだった。

秋芳洞から秋吉台に、ジジババは若者同様にエンジン音も高らかに秋吉台を猛スピードで車を走らせて、暗くならないうちに今晩の宿泊場所を探すべく大急ぎで下関に向かった。


木曜日, 4月 17, 2008

桜の季節・・春高楼の…

滝廉太郎と桜、九重連山をバックにして
岡城址への登り口

高いい石垣と桜
                                                         
ゆっくりのんびりしていたら、桜の季節が終わってしまうから、大急ぎでこの頃私の歩いた桜を…。
それは6年前の平成14年1月のこと、定年後1年を経た夫と私は九州へ気の向くままの旅に出た時のこと、臼杵の石仏をみて阿蘇に向かう途中高い石垣を見上げました。案内板には「岡城址」とありましたが一瞬にして通りすぎ、その後「高千穂峡」ととも心残りの場所となっていました。
今回は高千穂の宿の女将さんの一言“あの見上げんばかり石垣の上に咲く桜を見たいなあ~”山の登るのには天気が悪かったこともあって岡城の石垣を登りに行きました。
そこは春高楼のメロデイーとともに、高い石垣の上から桜の花びらが飛び交って、滝廉太郎の「荒城の月」の世界を連想させ、私もそのメロデイーに酔いました。

火曜日, 4月 15, 2008

桜の季節・・2

朝9時、電話で波田町安養寺の桜見物に誘われた。出かけてみるとサークルのお仲間の先着あり。1人より2人、2人より3人、仲間は大勢のほうが楽しい( ^)O(^ )。安養寺の枝垂れ桜は幹の太いものは樹齢500年といわれて枝が地べたまで届きそうで風に揺れているさまが表現のしようがないくらい素晴らしい。
十数年前安養寺前の国道を車で走っている時、枝が大きく風に揺れて、桜が一斉に散リ前が見えないくらいの猛桜吹雪に出会ったことがある。まだそのころは安養寺の桜とは知らなくてただ驚いたことがまだ記憶に新しい。その後桜の時期には一回は訪ねて見たくなる桜の名所となっている。                      
こんもりとした大きな桜はとらえようがないが、居合わせた方に幹を入れて半分を撮るようにとアドバイスを受けてまず一枚。
樹齢500年の太い幹をバックにしてもう一枚

枝がしだれている様子の1枚で昨日のお勉強のおさらいをみた。


月曜日, 4月 14, 2008

桜の季節

宮島で一番印象に残ったサクラ
満潮時の海に浮かぶ、社の回廊

干潮だからつまらないなんてことはないよ!                                                
                                                               
私たちが待ちに待っている季節、春がやってきた。
暖かくて、柔らかな日差し、そっと近づいてくる春の足音に、体が動き出しあれもこれもと抱え込めないほどの計画を並べてはみるが、地団太を踏む悔しい思いをするようになってもう何年経っただろうか。老いはこんなものかとてきぱきと片付けることができなくなった我が身を嘆くことが多くなったこの頃だが適用外の友人はいないということなので気楽にすることに決め込んでみた。  
                  
                                                                
この春は、深田百名山にあと7座となった夫にお付き合いをして、約2週間の計画で九州の久住山、祖母山に出かけた。高速道で深夜割引の適用を受けるためにギリギリの早朝3時59分に松本インターのゲートを通過、午後2時には何とか安芸の宮島に着く見通しがたったところで宿を予約して第1日目は安芸の宮島観光ときめた。道中は桜の花に誘われて、思いもかけなく南の桜を訪ねる旅となり、宮島は到着時は干潮、翌朝は満潮。何の計画もないから思いもかけない得をした。さくらは満開でレンズを通すとがっかりだが、日本の春にふさわしい景色でした。